最近、うちの近所にスウェーデンハウスが増えてきた。なぜかどれも我が家と同じような感じで、外壁が白。また我が家は表札を枕木で作っているが、そこまで同じ家が今建築中。偶然とは思うけど、妻との間では「我が家をまねして作ったに違いない」と盛り上がっている。
実際、スウェーデンハウスが増えると、街が明るくなる。温かみがある特徴的なデザインがポイントだ。これはやはり北欧の「冬の時間が長く家の滞在時間が長いので家の中の暮らしを豊かにしたい願いを背景に、日常生活にマッチする豊かなデザインが生まれた」ことと関係があるのだろうかと勝手に想像してみた。
他のメーカーの家は、容積率を使い切り、床面積を増やすこと及び機能性をより重視しデザイン面は後回しにしているように思える。そのため、家の形がいびつな家多く、街並みとしていまいちとなってしまう。
もし美しい街並を形成出来れば、それだけで不動産としての価値は上がる。具体的には、自分たちの土地の価格があがるということ。美しい街並の家であれば、少し位高くても買っても良いかなと思う人も増える。
行政の方々は都心の容積率を上げることだけじゃなく、デザイン規制も頑張っていただきたいと感じている。ただ、デザインは主観の部分が大きく、好き嫌いがあり、簡単にはいかない。